今回登場した「FS-64V」は、多くのスケール機やスポーツ機に搭載され、世界中のフライヤーに愛された「FS-62V」の後継エンジンとなります。その名前が示すとおり、排気量がアップしていることで、12×7~8や13x6サイズのプロペラはもちろん、負荷の大きい13x7~8や14x6といったプロペラでもしっかりと回し切り、パワーを損なうことなく軽快なフライトが可能です。 そして、この排気量アップに伴い、「FS-64V」は各部もパワーアップ。まず最初に紹介するのはシリンダーヘッドです。今回の「FS-64V」では、新設計のシリンダーヘッドを採用しており、燃焼室内部の容量を拡大することで、従来よりもさらに4ストロークらしい排気音と、確かなパワーフィーリングを実現しています。 また、ストロークがアップしたことに対応するため、ドライブワッシャもアルミ削り出しタイプのキー溝加工のものに変更しています。また、安全対策として既に他のエンジンなどで実績のあるプロペラの飛び出しを防ぐロックナットも標準で装備しています。 さらにVシリーズとして特徴的なサイレンサーも、内部の寸法を見直すことで、排気効率を向上。しかし、マイルドで誰もが心地良いと感じる4ストロークエンジンサウンドはしっかりと継承しています。また、αシリーズのサイレンサーと同様、排気口の方向とエンジンからの取付け距離を調整できる点も見逃せません。
≪製品スペック≫
行程体積:10.46cc / 0.638cu.in
ボア:ボア:25mm/ 0.984in.
ストローク:21.3mm / 0.839in.
出力:1.14ps/1.12hp/11,000r.p.m. r.p.m.
実用回転数:2,400~11,000r.p.m.r.p.m.
プロペラサイズ:スポーツ・スタント : 12×6-8,13×6-7 スケール:14×6
重量:442g/15.590z.(エンジン本体)、44g/1.550z.(サイレンサー)
≪製品スペック≫
行程体積:10.46cc / 0.638cu.in
ボア:ボア:25mm/ 0.984in.
ストローク:21.3mm / 0.839in.
出力:1.14ps/1.12hp/11,000r.p.m. r.p.m.
実用回転数:2,400~11,000r.p.m.r.p.m.
プロペラサイズ:スポーツ・スタント : 12×6-8,13×6-7 スケール:14×6
重量:442g/15.590z.(エンジン本体)、44g/1.550z.(サイレンサー)